公司新闻
日本理音社长・投資家----清水健一
株主・投資家の皆さまには平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
2016年3月期の業績につきましては、補聴器、微粒子計測器の好調により4期連続の増収となりましたが、音響・振動計測器の新製品を開発するための投資が増加したことなどにより、営業・経常利益においては減益となりました。一方で、税務面からは開発費に対する税制の優遇措置が受けられます。このため、開発費用は増加したものの税金が減額されることにより、税率改正の影響と相まって、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては増益となりました。
また、1株当たりの純利益につきましては、前期(2015年3月期)は117円47銭でありましたが、当期(2016年3月期)は129円99銭へと増加しております。これに伴い年間の配当金も28円から30円に増配しておりますので、配当性向は23%台を維持しております。
弊社は、利益配分に関する基本方針として、株主に対する利益還元を経営の重要施策のひとつと認識しております。今後はさらに1株当たり当期純利益の増加をめざし、皆さまの期待にお応えすると共に、配当性向の向上にも努力を続ける所存ですので、株主・投資家の皆さまにおかれましては、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2016年6月